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宮大工の造る神輿
内田工務店の神輿は「宮大工」の神輿です。
古来より神社の本神輿は宮大工が製作してきました。
宮大工の造る神輿は、木割・様式に基づいて、御宮の縮小版として伝統建築の技法に則り製作しています。
伝統木工の木組みで造り、後々の修理ができるように接着剤も膠(にかわ)を使用し、釘も竹釘や木釘を使用しております。当社の地元、大山には奈良時代より脈々と続いた宮大工の家系があります。大山寺、大山阿夫利神社出入りの宮大工で手中明王太郎です。手中明王太郎は、江戸初期より数多くの相州神輿を製作し、昭和まで続いておりました。現在、大山阿夫利神社出入宮大工は当社が継承をし、内田工務店は明王太郎の神輿製作技術を踏襲しております。
神輿の製作、修理は、大山阿夫利神社出入宮大工の内田工務店にお任せください。 -
山車の製作・修理
山車は、地方によって呼称や形式が異なり、曳山・山鉾・祭屋台・地車などとも称されます。
神奈川県真鶴町に鎮座する貴船神社には、全国的にも珍しい和船の屋台があります。
貴船神社の貴船まつりは、国指定無形民俗文化財に指定され、広島県廿日市市宮島町の厳島神社で実施される管絃祭、宮城県塩竈市の鹽竈神社・志波彦神社で実施される塩竈みなと祭とあわせ、日本三大船祭りとされています。
貴船まつりのシンボルとされる東西の小早船。西の貴宮丸、東の東名丸。
貴宮丸は弘化二年(1845年)に造られたもの。貴船神社には、徳川家より将軍の御座船を下賜されたと伝承されています。
東西小早船は、毎年祭りの一ケ月前より港で組立てられます。その間、風雨にさらされるため、躯体や装飾の彫刻は傷みが進行し、躯体は自立することが困難な状態にまでなっておりました。
文化庁よりの補助金を受け、令和元年度より3ケ年度に及ぶ東西小早船の修理を内田工務店が任されました。
山車・屋台の製作及び修理は、神奈川の宮大工 内田工務店にお任せください。 -
御社の製作・修復
神仏具店などで販売されている既製品の御社と宮大工が造る御社はどこが違うのでしょうか。
既製品の御社の多くは、釘と接着剤、ベニヤを多用し、20年も経たないうちに壊れてしまいます。
宮大工の造る御社は、木割・様式に基づいて、御宮の縮小版として伝統建築の技法に則り製作しています。後々の修理ができるように接着剤を使用せず、釘も竹釘や木釘を使用しております。
既製品と比較して値段も高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、伝統技法で造られた御社は耐久性が違います。
また、一点一点を手造りしていますので、彫刻のデザイン等をお施主様のご要望にお応えすることも可能です。
御社の他、鳥居、灯籠、水屋、小宮、神棚等、宮大工が丁寧に製作いたします。
最近では、石造の御社を保護する覆屋のご注文も多くいただいております。
個人のお客様から、企業や工場の御社まで対応しております。お気軽にお問合せください。
尚、手造りのため、製作にはお時間をいただいております。お申し込みはお早めにお願い申し上げます。 -
水車製作
最近では、水車の修理や製作のできる大工さんが少なくなってきました。そんな中、大磯町にあるお蕎麦屋さんより看板である水車の作り替えの依頼をいただきました。製作は入門5年目・22歳の若者が担当し、看板にふさわしい立派な水車が完成いたしました。少量の水で回転します。これはバランスが取れている証拠です。 水車製作は、神奈川の宮大工 内田工務店にお任せください。